もしかして、俺って終わった人間?

はは...そんなはずないよな...

冗談じゃねえぞ。

俺には、まだやり残した事がたくさんあるんだ。

叶えたい夢、唄いたい歌、描きたい景色、守りたい心...

俺が俺であるという証明...

 

思い出の丘の上で、俺は後ろを振り返った。

追い風は、確かに止んでいた。