愛していた亡骸と、変形した死顔

 

1年ぶりに曲を作りました。

といっても再録なんだけどね。

オリジナルは、2015年に、五十嵐ソロとして初めて作った曲です。

 

元々は、俺が2020年5月開催予定の文学フリマで頒布する予定だった「詩集」に付ける付属CDに収録するつもりだった曲なんですが、それがおじゃんになったので、ショート・ヴァージョンとして上げることにしました。

 

ただの録り直しだと面白くないので、アレンジをかなり変えて、歌詞も新しく書き直しました。

 

もう自分で言っちゃうけど、俺の声ってこういう曲にホントハマるよね(笑)。

初手の時点から俺、自分に合う曲作ってたんだなあ、と思いましたよ。

 

ちな2015年ヴァージョン。当時21かな。声が若えんだ(笑)。

 

歌詞

 

さらけ出す 言いつけは 指し示す 自殺未遂を
見つめてた 愛玩は 崩れ行く 自殺未遂を

飾られた 磔に 病的は 自殺未遂を
求めてた 結末は 時に消え 自殺未遂を

犠牲 犯す 許し合えぬ 現実を
心 壊す 馴れ合えぬ日々を

愛していた亡骸から 思い出せぬ優しさを
変形した死顔と 永遠に続く闇の中を

 

苦しめる 幻滅に 誂える 自殺未遂を
閉じ込めた 行く末に 回答は 自殺未遂を

可憐 濁る 潰し拒む尊さを
疑念 馴らす 壊された日々を

愛していた亡骸から 思い出せぬ優しさを
変形した死顔と 永遠に続く闇の中を